2wayプライスを知ろう
FXをはじめると、「1ドル=92円50銭~55銭」などという表記を目にすると思います。
この表記は、1ドルに「92円50銭」から「92円55銭」までの幅があることを示しているのではありません。
ドルを買う場合は1ドル=92円55銭、ドルを売る場合は92円50銭=1ドル、という意味の表記です。
このように二つのプライスによる表記を、「2WAYプライス」と呼びます。
FXなどの為替市場の表記はこの2WAYプライスです。
買値と売値を同時に提示しないと、為替レートが不明になります。
買いたいという顧客には高く売り、売りたいという顧客からは安く買うという状況が生まれてしまいます。
そうした状況を避けるためにも、2WAYプライスで取引の透明性を高めています。
2WAYプライスそれぞれの表記に関しても、それぞれの呼び名があり、左側(92円50銭)の買値を「ビットレート」、そして右側の売値を「アスクレート」と呼びます。
FXで大切なスプレッドは、このビットレートとアスクレートの差のことです。
この差が大きければ大きいほど、取引の際に取られるお金が多くなる訳です。
とはいえ、スプレッドは証券会社によってかなり差があるので注意が必要です。
また、2WAYプライスは、どちらか一方のプライスが動くのではありません。
常に両方のプライスが変動しています。
為替レートを見ても、両方がどんどん更新されていくので、ビットレートとアスクレートの両方に目を向けておく必要があるでしょう。